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映画『明日の記憶』を実際に鑑賞し、あらすじ&ストーリー、見所、感想、DVD等を紹介しています。  

明日の記憶 DVD 映画 感想 あらすじ

 
タイトル:明日の記憶
ジャンル:ヒューマン映画
製作年:2005年
製作国:日本
上映時間:122分
監督:堤幸彦
出演:渡辺謙、樋口可南子、坂口憲二、吹石一恵、水川あさみ、袴田吉彦、市川勇、松村邦洋、MCU、遠藤憲一、木野花、木梨憲武、及川光博、渡辺えり子、香川照之、大滝秀治、田辺誠一
 
 

あらすじ&ストーリー

某大手企業の一線で、バリバりと仕事に従事している課長が、
50歳を迎えようとしている時に、自分の異変に気付き出す

度忘れが激しく、頭痛や眩暈にも悩まされる
仕事にも、異常を来たし、アポイントの約束事を度々忘れてしまうのだ

妻の強引な説得によって、病院で検査を受ける事に・・・

医師の診断結果は、アルツハイマー病・・・
脳が徐々に萎縮し、記憶が消されてゆく病気
現代医学では、まだ治療の施しようの無い、不治の病

人格を破壊されてゆく、彼の苦悩が始まってゆく
それを支える妻の、悲しみと共に・・・

 
 

感想&見所

平穏な家庭に、突如、告げられた最悪の宣告、
悩み苦しむ中で、人生を絶たれんとしたときの人間の弱さ・・・
全てを受け入れ、乗り越えて行こうと決意した人間の強さ・・・

あなたは、自分がアルツハイマー病に冒され、
大事な思い出、家族の存在、自分の存在がわからなくなったとき、
どのような行動をとるのだろうか・・・

あなたは、家族がアルツハイマー病に冒され、
共に過ごした思い出、家族の存在、自分の存在がわからなくなったとき、
全てを受け入れ、乗り越えて行こうと思えるだろうか・・・

 
 

私達のような健常者は、
何気ない会話ができることが・・・
地を踏みしめ、歩けることが・・・
見たり、聞いたり、笑ったり、怒ったり、考えたり、
全ての事が当たり前で、それらについて何も考えたりしない

より幸せになることを求め、お金、家、車、宝石などに欲を出す
そういったものが必要無いとは言わないが、
「何の為にそれが必要なのか」が大事なのだと思う
大きな家はいらないが、農薬の散布されていない野菜を食べ、
家族全員が病気することなく、元気で楽しく暮らしたい
このように考える人は、必ず幸せになれると思う

この映画(明日の記憶)では、
盲目な健常者に、若年性アルツハイマー病に冒された男、
佐伯雅行(渡辺謙)が伝えている
本当の幸せとは何なのか・・・
大切なものとは・・・
守るべきものとは・・・

 
 

人は普段、当り前のように何不自由無く、生活を送っている

その何気ない当り前の生活に、視点を置いて考える、
良いきっかけを与えて貰った

動ける事…
歩ける事…
話せる事…
見れる事…
そして、様々な事を記憶する事・・・

私達は、常日頃、無意識の内に、
これ等を使い、当り前に生活しているのだ

どうだろうか? 自分が、アルツハイマーに犯されたら・・・

本人に成り代わってみなければ、その辛さが判らない

この映画に携わった総ての人は、本人ではないのだから、
どこまで、その心情を捉えているのかは、計りかねるが、
解かろうとする心意気と、その使命感は十分伝わっている

私達、外部の者が感じ取れるのは、社会の中で生活する彼の姿

今まで築き上げてきた自分の人格が壊れてしまったのだ
社会的地位も消えうせて、抹殺されてしまうのだ

社会的に用を成さない、邪魔者に化してしまう
これ程、惨めなものはないだろう

過去の記憶を失った、自分は一体、誰なのか
誰からも相手にされず、同情の視線だけを浴びせられるのだ

       
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